酵素ドリンクは手作りも可能?注意したいポイントも解説
最近注目を集めている「酵素ドリンク」ですが、健康や美容のために飲んでいる人が増えています。
この酵素ドリンク、市販のものも多くありますが、実は手作りで酵素ドリンクを作れるのです。
手作りは難しそうと思っている人もいるかと思いますが、ポイントさえおさえていれば、難しいことはありません。
この記事では、手作りの酵素ドリンクについて、メリットデメリットからおさえておきたいポイントも説明します。
1.酵素ドリンクを手作りするメリットとデメリット
・メリット
市販の酵素ドリンクの味はクセがあるため飲みにくいという人には、手作りしましょう。
手作りのメリットは、なんといっても生で新鮮な酵素ドリンクを飲むことができることです。
添加物なども気にすることなく飲めるのもメリットの一つですね。
また、市販のドリンクは値段も高いものが多いのですが、手作りすることで自分の好きなフルーツで、自分好みの味にできます。
・デメリット
酵素ドリンクを作る上で、デメリットも把握しておくことが大事です。
手作りで酵素ドリンクを作る際には手間がかかること、これが大きなデメリットかと思います。
まず、何日も発酵させる必要があり、その間の温度管理がとても大切です。
また、菌の扱いにも要注意で、細菌が混入すると腐敗してしまいます。
市販の酵素ドリンクには何十種類もの成分が配合されているのに対し、手作りの場合は市販のドリンクほど多くの成分を配合することはできず、万能ということにはならないのもデメリットかもしれません。
2.酵素ドリンクを手作りするためのポイント
・雑菌を繁殖させない
容器はあらかじめ熱湯などで消毒しておき、手も石鹸で洗っておきましょう。
・材料を細かくカット
発酵が進みやすくなります。ざく切り程度の大きさにしましょう。
・材料と白砂糖(材料と同じくらいの量を用意)を交互に容器に入れる
発酵には空気が必要なため、完全密封はしない。
発酵が最も進む温度は35度前後です。
冬場は暖房器具の近くに置いておくと良いでしょう。
直射日光は避け、1日2回手でかき混ぜて全体に空気を当てます。
この時も、手は石鹸でしっかりと洗ってから作業しましょう。
早ければ1週間程度で容器の中に泡が出てきます。
材料が浮き上がってきたら発酵完了です。
3.まとめ
以上のように、酵素ドリンクは手作りできます。
しかし、温度管理や殺菌抑制など、気にかけることがいくつかあり、ちゃんと発酵させることができるのか?と不安になりそうです。
しかし、作り方だけを見ると、梅酒作りやぬか漬け作りに近いので、梅酒やぬか漬けを作った経験がある方は、チャレンジしやすいのではないでしょうか。
食材によって発酵するスピードが違い調整するのが難しいため、慣れるまでは1つの食材で作ってみましょう。
また、皮ごと使う食材は無農薬のものを選ぶ、もしくは食用の重曹で皮の表面を洗いましょう。
このように、注意点に気をつけ手作り酵素ドリンクを自宅で楽しみましょう。